ミスターシービーの戦績・性格や特徴について徹底解説

キャラクター

日本競馬史上に輝く名馬の一頭として多くの競馬ファンに愛されているミスターシービー。
ウマ娘の実装キャラとして紹介された時は、ウマ娘ファンのみならず競馬ファンからも大きな称賛の声があがりました。
この記事では、そんな名実共に素晴らしい競走馬ミスターシービーの戦績や性格、魅力などを紹介します。

ミスターシービーのプロフィール

生い立ち

ミスターシービーは1980年に北海道で生まれました。
生まれた時の体重は約51kgです。
生まれた場所は、馬の生産が盛んな北海道の浦河町にある岡本牧場です。

両親

ミスターシービーの父親はトウショウボーイ、母親はシービークインです。
父のトウショウボーイは1976年の皐月賞優勝馬で、種牡馬としても優れた子孫たちを数多く残しています。
また母のシービークインも父と同じく優れた血統の持ち主。
両親ともに、競走馬として成功を収めた優秀な血統を持っていたことが、ミスターシービーが優れた競走馬として活躍する要因だと考えられます。

性格

ミスターシービーは、一部の関係者からは気性が難しいとされていました。
調教中やレース中に突然暴れ出すことがあったというエピソードが残っているほどです。
しかし、レース前には常に冷静で、レース中も激しい展開でも落ち着いて走ることができています。
また、調教師や主戦騎手の吉永正人氏によって、彼の気性をコントロールする訓練が行われたとされており、彼の性格は周りのサポートもあってこそなのかもしれません。

名前の由来

ミスターシービーという名前の由来は、生産者である千明牧場の頭文字「C.B.」からきています。
「C」は「シー」、「B」は「ビー」と発音され、「シービー」と呼ばれていました。
名前の前半部分は千明牧場が期待する「牧場を代表する馬」としての意味を込めて、「ミスター」という接頭語がつけられたとされています。

同世代のウマ娘たち

ウマ娘に登場するキャラクターの中でミスターシービーと同世代の馬をまとめました。

カツラギエース

カツラギエースは1980年に生まれ、日本の競走馬です。
ボイズィーボーイとタニノベンチャという血統を持ち、小柄ながらタフなレース運びが持ち味。
1984年には日本調教馬としては初めてのジャパンカップ優勝を決めています。
引退後は種牡馬としてダート向きの産駒を多く排出し、地方競馬で活躍しています。

ミスターシービーの戦績

ミスターシービーの主な戦績をまとめました。

1982年

新馬戦:1着

黒松賞(400万下):1着

ひいらぎ賞(800万下):2着

1983年

皐月賞:1着

東京優駿(日本ダービー):1着

菊花賞:1着

共同通信杯(現G3) :1着

弥生賞(現G2) :1着

京都新聞杯(現G2) :4着

1984年

1984年の重賞戦績

毎日王冠(G2) :2着

天皇賞(秋)(G1) :1着

ジャパンC(G1) :10着

有馬記念(G1) :3着

ミスターシービーの魅力

ミスターシービーの性格や出生、戦歴など基本的な情報が分かったところで、次はミスターシービーを語る上では外せないエピソードを紹介します。
功績やエピソードを知っておけばアニメやゲームをより楽しむことができるはず!

史上3頭目の中央競馬クラシック三冠馬

ミスターシービーは、1983年に史上3頭目の中央競馬クラシック三冠馬に輝いています。
皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞の3つのレースで優勝し、日本の競馬界に多大な影響を与えました。
彼の偉業は、競馬ファンにとって永遠の輝きを放ち、今なお多くの人々の心を動かしています。

最弱の三冠馬

ミスターシービーは「最弱の三冠馬」と不名誉な異名で呼ばれることがあります。
日本競馬史上初となる三冠馬対決で敗れたことに加え、他の三冠馬と比べて見劣りする成績などが理由だと考えられます。
しかし、ミスターシービーの走りは素晴らしく、追い込みからのごぼう抜きに圧倒されるファンも多いです。
最弱の三冠馬と揶揄される一方で、最も愛される三冠馬としても有名です。

タブーを犯した菊花賞

JRAのCMキャッチコピーに「83年菊花賞。その馬はタブーを犯した。」とミスターシービーが紹介されます。
菊花賞が開催される京都競馬場では3〜4コーナーにかけてアップダウンが激しく、上り後の下りで仕掛けることをタブーとしていました。
仕掛けが早すぎるのはもちろん、勢いのあまり外へ膨れてしまうためです。
タブーというよりかは無謀ともとれる行動ですが、これをミスターシービーはやってのけたのです。
タブーも物ともせず豪快にまくっていくシービーの走りは圧巻で、彼の才能を世に知らしめたレースでもあります。

競争相手との友情

ミスターシービーは、シンボリルドルフとの激しいライバル関係を持ちながら、彼との友情も育んでいました。
このようなライバル関係にある競走馬同士が互いに尊敬し合う姿勢は、競馬ファンにとって魅力的なものでした。

まとめ

日本競馬界を代表する名馬の一頭であるミスターシービー。
彼は、数々の名勝負を繰り広げ、1983年には日本競馬史上3頭目となる中央競馬クラシック三冠馬を達成しました。
彼の勝利には、数々のエピソードが残され、彼の強さと魅力を感じさせるものとなっています。
今後はアニメやゲームでミスターシービーがどのように活躍していくのか楽しみですね。

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