ダイワスカーレットの戦績・性格や特徴について徹底解説

キャラクター

ウマ娘として初めてキャラクター化されたダイワスカーレット。
ツインテールに八重歯、メリハリのある体型にツンデレの頑張り屋さんなど随所に可愛いがギュッとつまっている、ウマ娘界でも高い人気を誇るキャラクターです。
この記事では、大人気キャラクターの一人であるダイワスカーレットの戦歴や性格などを紹介します。

ダイワスカーレットのプロフィール

まずは、ダイワスカーレットの性格や生い立ちといった基本情報を紹介します。

生い立ち

ダイワスカーレットは、2004年5月13日に北海道千歳市の社台ファームで誕生した牝馬です。
育成も出生と同じく社台ファームで行われ、栗東トレーニングセンターの調教師・松田国英氏の厩舎にて競走馬として鍛えられました。
その結果が航してか初出走は2006年11月に行われた新馬戦で見事1位を勝ち取ります。

両親

ダイワスカーレットの父親は、ウマ娘でもお馴染みのアグネスタキオンで、クラシックの2001年に皐月賞で勝利を収めています。
父のアグネスタキオンは、ケガのため皐月賞を最後に引退しており「幻の三冠馬」と呼ばれています。
母親は、スカーレットブーケという名前で、父親はノーザンテーストという名の種牡馬でした。

性格

ダイワスカーレットは肉食獣のようなきつさがある馬で、周囲や背後を異常に気にする傾向がありました。
このことからダイワスカーレットは臆病な性格だったのではないかと予測できます。
またレース中では前向き過ぎるテンションの高さが特徴的で、とにかく前に行きたがる気性の持ち主でした。そのため、逃げ馬として使うことしかできませんでした。

名前の由来

ダイワスカーレットの名前の由来は、馬主である大城敬三氏の冠名である「ダイワ」からきています。また、スカーレットは母・スカーレットブーケの血統である「スカーレット一族」からきています。

同世代のウマ娘たち

ウマ娘に登場するキャラクターの中で、ダイワスカーレットと同世代の娘たちを紹介します。

アストンマーチャン

アストンマーチャンは父親がアドマイヤコジーン、母親がラスリングカプスという血統の馬です。
鹿毛の馬体を持ちどちらかというと小柄な仔で可愛い顔の持ち主として人気がありました。
2006年にデビューし、小倉2歳ステークスとファンタジーステークスを含めて11戦5勝の成績を残しています。
最大の勝利は、2007年のスプリンターズステークスで、GI初勝利を収めています。

ウォッカ

ウオッカは父親がタニノギムレット、母親がタニノシスターという血統の仔で、鹿毛の馬体が特徴的です。
2006年にデビューし、東京優駿(日本ダービー)を含めて22戦10勝の成績を残しました。
64年ぶりとなる牝馬の日本ダービー制覇を成し遂げた馬で、ウマ娘ではダスカのライバルとして2人が戦う姿がよく描かれています。
GI競走7勝をあげているほか、2008年と2009年には、JRA賞年度代表馬にも選出されています。

ダイワスカーレットの戦績

ダイワスカーレットの主な戦績をまとめました。

2006年

2歳新馬 : 1着

中京2歳ステークス (OP) : 1着

2007年

シンザン記念 (G3) : 2着

チューリップ賞 (G3) : 2着

桜花賞 (G1) : 1着

ローズステークス (G2) : 1着

秋華賞 (G1) : 1着

エリザベス女王杯 (G1) : 1着

有馬記念 (G1) : 2着

2008年

産経大阪杯 (G2) : 1着

天皇賞・秋 (G1) : 2着

有馬記念 (G1) : 1着

ダイワスカーレットの特徴

逃げ特性

ダイワスカーレットは、スタートが速くトップスピードにすぐに乗れる能力があり、またスピードに乗ることに興奮する性格から、他の馬より前に行きがちでした。
そのため、逃げ切り勝利を挙げることが多かったです。
しかし、逃げることが本馬の特徴ではなく、純粋にスピードに乗るだけであったという解説もあります。

ゲート克服

ダイワスカーレットは、父アグネスタキオンから受け継いだ精神面の弱点により、ゲート内で異常に緊張し、身体に触れただけで錯乱することがありました。
これを矯正するために、トモ(後躯)に「ヒラヒラ」という相撲のまわしに似たものをつけてゲート練習を行い、慣れさせたエピソードがあります。
通常、入厩から10日ほどで合格するゲート試験を、ダイワスカーレットは2か月を要して合格しました。

安藤勝己騎手と中山競馬場

安藤勝己は、自身が騎手として走る中山競馬場に対して「鬼門」と語るほど苦手意識を持っていました。
しかし、ダイワスカーレットとの出会いによってそのイメージを払拭し、ダイワスカーレットと共に多くの勝利を挙げています。
特に注目したいのが2008年の有馬記念で、騎手・安藤勝己と共に中山競馬場で逃げ切り勝利を収めました。

ウォッカとのライバル関係

ダイワスカーレットといえば欠かせないのがウォッカとのライバル関係。
同級生かつルームメイトでもあり、何度もバチバチなレースを繰り広げてる2人は作中でも強い絆があることを示唆するような描写が多いです。

2人の因縁対決レースは以下のとおりです。

  • 2007年・チューリップ賞:1着ウオッカ
  • 2007年・桜花賞:1着ウオッカ
  • 2007年・秋華賞:1着ダスカ
  • 2007年・有馬記念:2着ダスカ(11着ウオッカ)
  • 2008年・天皇賞・秋

デビュー当初はウオッカ格上の評価

同じ2006年にデビューをした2頭でしたが、同年にGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズを制し脚光を浴びていたウオッカに対し、名門牝系「スカーレット一族」の出身ながらウオッカにあと一歩及ばずの評価でした。
事実、2人の初めての対決となった2007年のチューリップ賞、桜花賞ではウオッカが勝利する結果となっています。
しかし、ウオッカには及ばずともダイワスカーレットも見どころはあるとも言われていました。

注目は最後のレースとなった2008年の天皇賞・秋

2頭のライバル対決で注目してなのが2008年の天皇賞(秋)
脚元の不安で春シーズンを全休していたダイワスカーレットの復帰戦であり、ウオッカとの直接対決は2008年初です。
ウオッカはライバルの休養中にスランプ気味になりながらもGⅠで結果を残してきており、ケガもなく万全の状態でレースに挑みます。
ウオッカ1番人気、ダスカが2番人気の中で始まったレース。
久々のレースということもありダスカは力が入りすぎて引っかってしまいます
直線で早々にウオッカに並びかけられる逃げのダスカに誰もが沈むことを予測しました。
しかし、ダスカは久々のライバルとの対決に奮起したのか、再びスピードを伸ばしていきます
外から追ってくるウオッカに対して、内側で必死に粘るダスカ。
どちらが勝ってもおかしくないレース展開に誰もが息を飲んだことでしょう。

映像判定にもつれ込む2人の名勝負

ゴールは2頭が並んだ状態。
もはや目視ではどちらに軍配が上がったのかわからない状態で、映像での判定に切り替わります。
競馬場内に流れる2人のスロー映像。
しかし、それでも2人のどちらが先に到着しているのか判断が難しい状況でした。
何度も何度もリプレイされる2頭の奮闘に場内は大歓声の渦に巻き込まれます。
最終的にウオッカが勝利するという結果になったものの、2頭が見せてくれた最高のパフォーマンスにダスカにも称賛の声が上がりました。

まとめ

ゲームアプリ「ウマ娘プリティーダービー」でもお馴染みなキャラクターであるダイワスカーレット。「1番人気のキャラにしてくれ」「ウオッカより人気なキャラにしてくれ」といった馬主の要望通り、ウマ娘の中でも上位にランクインするほどの人気キャラとして活躍しています。
父親にアグネスタキオン、同世代にアストンマーチャン、ウォッカがいたりと、他のウマ娘キャラクターとの関わりも深いです。
今後もアニメやゲーム、ライブなどダスカの活躍を知る機会はたくさんあるはずです。
いつか、ダスカ主役のコンテンツが出ることを楽しみにしながら、ウマ娘を楽しみましょう。

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