ホッコータルマエの戦績・性格や特徴について徹底解説

キャラクター

コパノリッキーと同時にゲーム「ウマ娘プリティーダービー」に登場したホッコータルマエ。
穏やかな顔立ちにおさげスタイルにぱっつん前髪とすでに可愛さで溢れています。
今回は、コパノリッキーのライバルでもあるホッコータルマエの戦績や性格について紹介します。

ホッコータルマエの基本情報

2022年8月ウマ娘プリティーダービーに新たなキャラクターとして登場した、ホッコータルマエ。
おとなしい雰囲気のキャラとして描かれていますが、実際のホッコータルマエはどのような性格しょうか。
まずは、ホッコータルマエの性格や出生などの基本情報について紹介します。

生まれ年

ホッコータルマエは2009年5月26日に北海道・浦河町にある市川ファームで誕生しました。
名前の由来は馬主の企業が苫小牧市の樽前山にあったことに由来しています。
冠名は「ホッコー」です。

両親

ホッコータルマエの両親は、父がキングカメハメハ、母がマダムチェロキーです。
父であるキングカメハメハはJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された馬で、ホッコータルマエ以外にも数多くの競走馬を輩出しています。
また、母の父はアメリカのサラブレッド競走馬であるチェロキーランです。

性格

ホッコータルマエは人にも馬にも優しい性格の持ち主で、大人しい馬だったそうです。
ストレスが溜まっても周囲に当たるということはせず、馬房に吊り下げていたプラスチック製のりんごのおもちゃにヘディングしてストレス解消していました。

ホッコータルマエと同世代の馬たち

ホッコータルマエの同世代の馬たちにはどのような名馬がいたのでしょうか。
こちらではウマ娘に登場するキャラクターの中で、ホッコータルマエの同世代の馬を紹介します。

ゴールドシップ

ゴールドシップは2009年3月6日に北海道沙流郡日高町の出口牧場で誕生しました。
競走馬として引退した後も高い人気を誇る馬で、ウマ娘でもおなじみのキャラクターの一人です。
グレーがかった美しい芦毛が特徴的で、気性がとても荒い性格をしていました。
父にステイゴールド、母父にメジロマックイーンをもつ優良馬で、G1など数多くのタイトルを獲得しています。

ホッコータルマエの主な戦績

ホッコータルマエの主な戦績は以下のとおりです。

2012年

  • レパードステークス(GⅢ)1着

2013年

  • 東京大賞典(GⅠ)1着
  • アンタレスステークス(GⅢ)1着
  • かしわ記念・帝王賞・JBCクラシック(JpnⅠ)1着
  • 名古屋大賞典(JpnⅢ)1着

2014年

  • 東京大賞典(GⅠ)1着
  • チャンピオンズカップ(GⅠ)1着
  • 川崎記念(JpnⅠ)1着

2015年

  • 帝王賞(JpnⅠ)1着
  • 川崎記念(JpnⅠ)1着

2016年

  • 川崎記念(JpnⅠ)1着

ホッコータルマエのこれまで

ウマ娘としては2022年に新しく登場したばかりなので、ホッコータルマエの活躍や歴史についてはまだご存知ない人の方が多いでしょう。
そこでこちらでは、ホッコータルマエのデビューから引退までの物語を紹介します。

3歳 

京都競馬場でデビュー

ホッコータルマエは、2012年1月14日に京都競馬場で開催された3歳新馬戦にてデビューしました。
16頭中の11番人気と前評判はそこまで高くなく、結果も人気通りの11着となりました。
しかし、その後2戦目となる小倉競馬場で行われた未勝利戦で見事勝利します。
勢いづいたホッコータルマエは、5戦目となる阪神競馬場で3歳500万下、7戦目となる青梅特別で勝利し、着実に勝ちを重ねていきます。

レパードステークスに挑み重賞戦で初勝利

2012年7月12日に大井競馬場で開催されたジャパンダートダービーに挑戦しました。
ホッコータルマエにとって初めての重賞戦ということもあり、注目を集めた一戦でしたが5着という結果に。
しかし、次に挑んだレパードステークスで見事勝利し、ホッコータルマエ初の重賞戦勝利を果たしました。
その後のホッコータルマエは、ジャパンカップダート3着と、ダート中距離で好成績を重ねています。

4歳

重賞で5連勝と勢いは止まらない

2013年年明けに開催された東海ステークスで惜しくも3着となったホッコータルマエ。
しかし、彼の快進撃はここから始まります。佐賀記念、名古屋大賞典、アンタレスステークス、かしわ記念と出走するたびに勝利をかっさらっていきます。
そして、6月26日に大井競馬場で開催された帝王賞も見事勝利し、重賞5連勝を記録しました。
また、このレースの勝利によりホッコータルマエはGⅠ2連勝も成し遂げました。

NARグランプリダートグレード競走特別賞を受賞

数々のレースで勝利し続けたホッコータルマエは、ダート最上位グレードレース4勝を挙げ、NARグランプリ・ダートグレード競走特別賞を受賞しました。
この賞は、地方競馬ダート戦において輝かしい活躍を魅せた馬が選ばれる賞で、ホッコータルマエの戦績が周囲にも評価される形となりました。
さらに、ホッコータルマエはNARグランプリダートグレード競走特別賞を3年連続で受賞することになります。

5歳

ストレス性腸炎発症により秋まで休養

2013年では輝かしい功績を見せてきたホッコータルマエ。
2014年でも川崎記念1着、フェブラリーステークス2着とまずまずの成績を挙げます。
しかし、3月29日に開催されたドバイワールドカップでは、馬群に直線で飲まれ最下位の16着という結果に。
その後、他の日本勢から帰国が遅れていたホッコータルマエは、ストレス性腸炎を発症したことが分かり、秋まで休養することになります。

GⅠ・JpnⅠで6勝さらに中央競馬GⅠ初勝利を挙げる

休養を余儀なくされたホッコータルマエの復帰から1戦目となるJCBクラシックでは4着とまずまずの結果に。
しかし、次のレースとなるチャンピオンズカップで1着、G1・JpnⅠで6勝、さらに中央競馬でGⅠで初勝利するなど完全復活を見せました。

苫小牧市の観光大使に就任

秋以降、休養したことを感じさせない見事な走りを見せてくれたホッコータルマエ。
ダートで活躍した競走馬に対しての記者投票で決まるJRA賞の最優秀ダート馬に選出されるなど、その実力を名実のものにしていきます。
また、輝かしい功績と苫小牧市の代表スポットである樽前山にちなんだ名前ということもあり、苫小牧市の観光大使に就任されることになりました。
観光大使という周りからの熱い声援を受けているホッコータルマエは、ウマ娘でも苫小牧のローカルアイドルというキャラ付けがされています。

6歳

年始は調子良かったものの秋以降は勝ちきれず

病気により休養する時期があったものの、数々のレースで勝利をおさめてきたホッコータルマエ。
1月29日に開催された川崎記念、6月24日の帝王賞で勝利するなど順調に調子を上げていました。
しかし、秋以降になると2着、3着と勝ちきれないレースが続いてしまいシーズンを終えます。

7歳

日本競馬史上最多となるGⅠ・JpnⅠ競争10勝を達成

2016年1月27日に開催された川崎記念で見事勝利し、3連覇を成し遂げたホッコータルマエ。
川崎記念での3連覇は30年ぶり、カウンテスアップに次いで史上2頭目となる快挙です。
さらに、本レースで日本競馬史上最多となるGⅠ・JpnⅠ競争10連覇を達成するなど、ダート王という名を世に知らしめました。

3年連続ドバイワールドカップに出走

GⅠ10勝という偉業を成し遂げたホッコータルマエは、三度目となるドバイワールドカップに出走します。
結果は9着と世界の壁の厚さを感じる戦いではあったものの、3年連続のドバイ遠征という素晴らしいストーリーを見せてくれました。

左前肢の跛行のため引退

ドバイ遠征から帰国後のレースでは、帝王賞4着、マイルCS南部杯3着、JBCクラシック2着と徐々に調子を戻してきたホッコータルマエ。
その後のレースであるチャンピオンズカップに向け調整が行われていましたが、左前肢の跛行(歩行に異常をきたしている状態)が見られたため出走を断念。
当初から本年度での引退を予定していたホッコータルマエですが、引退レースや引退式は中止となりそのまま引退となりました。

まとめ

ダート王として数々の快進撃を見せてくれたホッコータルマエ。
名馬としても知られている馬だったので、ほんわかとしたキャラデザを見たときは衝撃を受けました。
苫小牧の観光大使やJRA賞の最優秀ダート馬、NARグランプリダートグレード競走特別賞と彼の功績を称える賞を数々と受賞しているホッコータルマエ。
ウマ娘プリティーダービーに実装されたら、ダート王としての活躍をぜひ見せてほしいものです。

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