ダイタクヘリオスの戦績・性格や特徴について徹底解説

キャラクター

ダークブラウンの髪色に青色のメッシュがオシャレなウマ娘「ダイタクヘリオス」。
アニメでも登場した彼女ですが、実際の馬はどのような活躍をしてきたのでしょうか。
この記事では、ダイタクヘリオスの性格や生まれについて、競走馬としてデビューしてからの活躍について紹介します。

ダイタクヘリオスの基本情報

目元のアートが特徴的なダイタクヘリオス。
では、実場のダイタクヘリオスはどのような性格の持ち主だったのでしょうか。
まずは、ダイタクヘリオスの性格や出生について解説します。

生まれ年

ダイタクヘリオスは1987年4月10日、北海道平取町にある清水牧場にて誕生した牡馬です。
馬主さんである中村雅一が使用する冠名「ダイタク」に、ギリシャ神話の太陽神「ヘリオス」を組み合わせて名付けられました。
常に大きく口を割って走る姿から「笑いながら走る馬」と呼ばれたり、「新聞が読める馬」といった二つ名がつけられています。
生涯戦績は35戦10勝です。

両親

ダイタクヘリオスの両親は、父がビゼンニシキ、母がネヴァーイチバンです。
父のビゼンニシキは、シンボリルドルフの同期であり、現役時代では彼に泣かされたことで有名。
両親ともに平凡な血統であったダイタクヘリオスは、特出した個性や走りそうな印象もなかったそうです。
しかし、病気もせずに人の手を煩わせることのない仔で、育てやすい馬だったといえます。育成過程に入った後も相変わらずの平凡な動きをみせており、他の同期が注目を集めていました。

性格

ダイタクヘリオスは先程も触れたように人の手を煩わせることのない大人しい性格の仔です。
体が丈夫で病気をすることもなく手がかからない仔でしたが、なぜか「おバカな暴走暴れ馬」と見られがち。
ウマ娘でも大人しい性格とは裏腹にギャル風のキャラデザで登場しています。
また、ダイタクヘリオスは真面目で手抜きができないタイプだったといわれています。
そんなダイタクヘリオスを語る上では2つの運命的な出会いが挙げられます。
それは、アニメでも親友として描かれているメジロパーマーとダイイチルビー。
この3頭が繰り広げる物語は後に史実と共にご紹介します。

ダイタクヘリオスと同世代の馬たち

ダイタクヘリオスは平凡な血統ということもあり、他の同世代の馬が脚光を浴びることが多かったです。
では、そんなダイタクヘリオスの同期にはどのような馬がいたのでしょうか。
こちらでは、ダイタクヘリオスの同世代の馬たちをウマ娘に登場したキャラに絞ってご紹介します。

アイネスフウジン

ウマ娘では白のサンバイザーが特徴のアイネスフウジンは、1987年4月10日に北海道浦河町で誕生しました。
主な戦績としては日本ダービー、朝日杯3歳ステークス、共同通信杯4歳ステークスなどが挙げられます。
1990年のJRA賞最優秀4歳牡馬、そして1989年のJRA賞最優秀3歳牡馬に輝いた競走馬です。

イクノディクタス

イクノディクタスは1987年4月16日に北海道浦河町で誕生した、サラブレッド品種の牝馬です。
ウマ娘では切りっぱなしボブにみつあみ、メガネっ娘の知的キャラとして描かれています。
アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season2」では、チームカノープスのメンバーの1人として描かれているので、ご存じの方も多いでしょう。
引退まで故障なく走り続けた彼女は「鉄の女」という異名がつけられました。

ダイイチルビー

ダイイチルビーは、1987年4月15日に北海道浦河町で華麗なる一族として誕生した、サラブレット品種の牝馬です。
ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」では、初登場したものの実装は未定となっています。
名前と取引価格から「1億円牝馬」と呼ばれた彼女の生涯は本当にドラマティック。
史実を調査して、彼女の魅力にどっぷりハマってしまいました。
そんな、ダイイチルビーについては下の記事に詳しく紹介しています。
ぜひ、こちらの記事と合わせて、いや、絶対にチェックしてみてくださいね。

メジロマックイーン

メジロマックイーンは由緒あるメジロ牧場で1987年4月3日に誕生した牡馬。
白に近い芦毛の毛並みが美しい馬で、ウマ娘のキャラデザでは透明感のある薄紫の髪色をしています。
中央競馬の発展に素晴らしい貢献のあった競走馬を称えるJRA顕彰馬で、祖父父仔の三代連続天皇賞制覇という史上初の功績を残しています。

メジロパーマー

メジロマックイーンと同じくメジロ家の出身であるメジロパーマーは、1987年3月21日に誕生したサラブレット種の牡馬。
艶のある茶褐色の毛色が美しい鹿毛で、ウマ娘でも茶褐色の髪色に特徴的な流星が見事に再現されています。
1992年にはJRA賞最優秀5歳以上牡馬・最優秀父内国産馬に選出された輝かしい功績を残しています。

メジロライアン

メジロライアンは、先に紹介したメジロマックイーン、メジロパーマーと同じメジロ家の出身。
1987年4月11日生まれの牡馬で、ウマ娘では整った顔立ちとボーイッシュなショートヘアのギャップが可愛らしく描かれています。
メジロマックイーンとホワイトストーンと合わせて平成三強にかわる「新三強」と呼ばれていました。

ダイタクヘリオスの主な戦績

ダイタクヘリオスの主な戦績は以下のとおりです。

1990年

  • クリスタルC(Ⅲ)

1991年

  • マイルCS(Ⅰ)
  • マイラーズC(Ⅱ)
  • 高松宮杯(Ⅱ)

1992年

  • マイルCS(Ⅰ)
  • マイラーズC(Ⅱ)
  • 毎日王冠(Ⅱ)

ダイタクヘリオスのこれまで

平凡な出生や同世代に優れた馬が揃っていたということもあり、デビュー前は注目されることが少なかったダイタクヘリオス。
では、そんな彼のデビューしてからの活躍にはどんなドラマがあったのでしょうか。
こちらでは、ダイタクヘリオスがデビューしてから引退までの物語をいくつかピックアップして紹介します。

3歳

デイリー杯にて格上挑戦の中、健闘した活躍をみせる
ダイタクヘリオスは1989年10月7日、京都競馬場にて開催された新馬戦でデビューしました。
結果は3着とまずまずの結果を残したダイタクヘリオスは、10月21日に新馬戦ダートで直線で抜け出すものの2着。
3戦目となるデイリー杯3歳ステークスに11月11日に挑戦したダイタクヘリオス。
格上挑戦かつ重賞出走は初めての彼は、道中かかりっぱなし状態で、最後まで逃げ切り見事1着を勝ち取りました。

さざんか賞にて逃げ切って勝利

デビュー後、初勝利を決めたダイタクヘリオスは、翌月12月9日に開催されたさざんか賞に挑戦。
1番人気と彼の走りに注目を集めていた人が多いレースでしたが、期待を裏切らず見事勝利をおさめます。
華麗なる逃げ切りを見せており、ダイタクヘリオスの今後の活躍にも期待がもてるレースとなりました。

阪神3歳ステークスでアタマ差で勝利を逃す

出走するレースで好成績を残しているダイタクヘリオスは、12月17日開催の阪神3歳ステークスに挑戦と連闘を続けます。
彼にとっては初めてのGⅠでしたが、4番人気とまずまずと評価を得ています。
スタートから逃げ、直線では独走状態と素晴らしい走りを見せるダイタクヘリオスでしたが、後方に追いすがる馬にゴール間際で差し切られ2着という結果に。
しかしながらダイタクヘリオスはデビューからわずか2ヶ月で6戦と、かなりの連闘ぶり。
重賞で好走している馬をここまで酷使するのは珍しいのですが、何よりすごいのは連闘の中、何事もなく好走する彼の能力の高さでしょう。

   

4歳

1990年も連闘が続く

デビューから連闘続きのダイタクヘリオスは4歳となる1990年も数多くのレースに出走します。
最初のレースは1月14日に開催されたシンザン記念で4番人気の中、半馬身差の2着と好スタートを切りました。
その後、2月11日のきさらぎ賞が4番人気6着、3月25日のスプリングステークスが8番人気11着と中々結果を残せずにいます。
しかし、ダイタクヘリオスはへこたれません。
翌月4月14日開催のクリスタルカップでは2番人気の中スタートし、2馬身差をつけ見事逃げ切り勝利。
重賞初勝利はダイタクヘリオスだけでなく、調教師・産駒にとっても初めての重賞タイトルで、ダイタクヘリオスを語る上では欠かせないレースです。
次に挑戦した葵ステークスでは2番人気2着という結果でしたが、その後1着の馬が失格処分となったことで繰り上がり1着となっています。

ニュージーランドトロフィー杯出走後、長期休暇へ

重賞初勝利をおさめたダイタクヘリオスは、続いて6月3日開催のニュージーランドトロフィー杯へ出走。
2番手の位置でさっそうと走る彼は、直線に入ると勢いを見せ抜け出す。
しかし、中団に控えていた馬に外からかわされてしまい、1馬身半差の2着という結果に。
ここまでデビューしてから8ヶ月の間に12戦と連闘が続いた彼でしたが、ようやくここで長期休養をとり故郷で夏休みを満喫します。

マイルCSで復帰し連戦する

長期休養からの復帰戦は11月18日開催のマイルチャンピオンシップ。
しかし、ダイタクヘリオスは放牧あけの輸送時に脚を負傷。
それにより調整が遅れてしまい、このレース参加時にはまだコズミ(筋肉中)が癒えてない状態での出走でした。
結果は17着のブービー賞と悔しい結果となります。
その後、シリウスステークスが3番人気4着、スプリンターズステークスが4番人気5着と復帰後は中々結果が残せず今シーズンを終えました。

5歳

ダイタクヘリオスの5歳はボリューム満点なので、あっさりと概要に触れていきます。
ウマ娘に登場するキャラクターとの絡みも多いので、要チェックです!

淀短距離S・4着

1991年2月3日、京都競馬場で開催された淀短距離Sに出走。
2番人気と注目されていたレースでしたが、4着と思うような走りを見せることができな結果となりました。

マイラーズカップ・1着

2月24日、中京競馬場にて開催のマイラーズカップに4番人気で出走。
3頭が先頭を競う形でハイペースで走る中、ダイタクヘリオスはこの3頭に加わらずに4番手という位置で走ります。
その後、直線に入ったところで内側から一気に抜け出した彼は、先行の3頭と差を広げ続ける見事な勝利を決めました。
後方とは5馬身差という圧倒的な走りを見せたレースです。

ダービー卿チャレンジトロフィー・4着

3月17日、中山競馬場にて開催のダービー卿チャレンジトロフィーに出走。
1番人気と注目される中、結果は4着と振るわない結果となりました。

京王杯スプリングカップ・6着

4月21日、東京競馬場で開催の京王杯スプリングカップに出走。
5番人気で出走した彼ですが、6着と彼の持ち味を活かしきれないレースとなりました。
ちなみに今レースではウマ娘に登場するキャラも数多く出走しているので、各キャラのレース結果も紹介します。

  • バンブーメモリー・1番人気4着
  • ダイイチルビー・3番人気1着
  • イクノディクタス・12番人気11着

安田記念・2着

1991年に入り思うように結果が残せずにいた彼は、続いて5月12日に東京競馬場で開催の安田記念に出走します。
直線で先行馬をかわして抜け出した彼でしたが、さらに外から追い込んできたダイイチルビーにかわされ勝利を逃しました。
しかしながら、10番人気の中、2着と彼の実力を改めて実感できるレースとなりました。

CBC賞・5着

6月23日に中京競馬場で開催のCBC賞に出走したダイタクヘリオス。
2番人気でスタートしましたが、不良馬場という状況下で本来の走りができず5着という結果となりました。

高松宮杯・1着

7月7日に中京競馬場で開催された高松宮杯。
5番人気でスタートしたダイタクヘリオス、勝敗は1番人気であったダイイチルビーとの写真判定にもつれこむ。
写真判定の結果はなんと、ハナ差でダイタクヘリオスが勝利し1着を勝ち取ります。
このレースでの勝利によりダイイチルビーの親子三代制覇を阻止し3勝目の重賞となりました。
安田記念とは真逆の結果となったことから「安田記念の雪辱を果たした」とも評されています。

毎日王冠・2着

10月6日、東京競馬場にて開催の毎日王冠に出走したダイタクヘリオス。
ダイタクヘリオス5番人気、バンブーメモリー8番人気でスタートしたレースは、ダイタクヘリオス2着、バンブーメモリー6着という結果に。

スワンステークス・9着

10月26日、京都競馬場にて開催のスワンステークスに出走。
4番人気とまずまずの評価でしたが、結果は9着と本領を発揮することができませんでした。
ちなみに今レースでは、ダイイチルビーが1番人気2着、バンブーメモリーが3番人気8着、ケイエスミラクルが5番人気1着となっています。

マイルチャンピオンシップ・1着

11月17日、京都競馬場にて開催のマイルチャンピオンシップに出走。
4番人気でスタートしたダイタクヘリオスは、直線で後身に5馬身の差をつけ独走状態で終盤へと向かいます。
結果は、2馬身半差で逃げ切り、GⅠ初勝利を収めました。
本レースに参加したウマ娘キャラの結果は以下のとおりです。

  • バンブーメモリー・3番人気8着
  • ダイイチルビー・1番人気2着
  • ケイエスミラクル・2番人気3着

有馬記念・5着

本年ラストとなるレースは12月22日に中山競馬場で開催の有馬記念。
ウマ娘でもおなじみの強豪キャラが数多く出走したレースで、人気は9番と他に注目が集まっていたレースとなりました。
しかし、そんな中5着と彼なりに奮闘した結果に。
ダイタクヘリオスは様々なレースに負けていますが、ダイイチルビーと一緒に出走するレースでは好成績をおさめています。
このことから、「ルビーがいると気合が入る説」「ヘリオスとルビーは恋人説」「ヘリオス>ルビー>ミラクルの三角関係だったのでは」など色々な噂が囁かれました。
ちなみに本年の有馬記念に参加したキャラの結果は以下の通り。

  • メジロマックイーン・1番人気2着
  • ナイスネイチャ・2番人気3着
  • メジロライアン・5番人気12着
  • ツインターボ・11番人気14着

6歳

5歳時代に引き続きダイタクヘリオスの6歳のときもボリューム満点なので、あっさりと概要に触れていきます。

マイラーズカップ・1着

3月11日に阪神競馬場にて開催のマイラーズカップに出走したダイタクヘリオス。
1番人気であったダイイチルビーに5馬身の差をつけ勝利。
2連覇を達成しました。

京王杯スプリングカップ・4着

4月25日、東京競馬場にて開催の京王杯スプリングカップに出走します。
2番人気でしたが結果は4着と本領発揮を見せることができず。
また、1番人気ダイイチルビーは5着と、レースではお互いの実力が均衡していることが伺えます。

安田記念・6着

5月17日に東京競馬場で開催された安田記念に出走。
1番人気と多くのファンから注目されていましたが振るわず6着という結果になり、11番人気であったヤマニンゼファーに勝利を譲ります。
また、ライバルでもあり恋仲ではと噂されていたダイイチルビーが引退するということもあり、ライバルである彼女の走りが影響したのではと考えてしまうのは私だけでしょうか‥

宝塚記念・5着

6月14日、阪神競馬場にて開催の宝塚記念に出走したダイタクヘリオス。
ウマ娘でダイタクヘリオスの親友として描かれているメジロパーマーと出会ったのがこのレースです。
ダイタクヘリオスとメジロパーマーは2頭で逃げをかまし出走しましたが、パーマーは逃げ切り成功、一方のヘリオスは疾走してしまいます。
結果はダイタクヘリオス5着、メジロパーマーが1着。
メジロパーマーは本レースで「元障害馬のGⅠ勝利」という伝説を残しました。

毎日王冠・1着

10月11日、東京競馬場にて開催の毎日王冠に出走。
4番人気でスタートした彼は、素晴らしい逃げ切りを見せ重賞6勝目を飾りました。
本レースで見せた走りは、日本レコードであったコースレコードを更新するほどの快走です。
ちなみに、本レースで出走したウマ娘たちの結果は以下の通り。

  • ナイスネイチャ・1番人気3着
  • イクノディクタス3番人気2着

天皇賞(秋)・8着

11月1日、東京競馬場にて開催の天皇賞(秋)に出走したダイタクヘリオス。
親友のメジロパーマーと張り合うように走る彼らは、かなりのハイペースで1000mを通過します。
出走したメンバーのトウカイテイオーたち全体のペースを巻き込むような走りを見せた2頭でしたが、結果ともに力尽き惨敗。
この2頭が巻き起こした大波乱のレースから「馬鹿コンビ」と呼ばれました。
ちなみに、このドキドキハラハラのレースでの結果はこちらです。

  • トウカイテイオー・1番人気7着
  • ナイスネイチャ・2番人気4着
  • イクノディクタス・4番人気9着
  • メジロパーマー10番人気17着

マイルチャンピオンシップ・1着

11月22日、京都競馬場にて開催のマイルチャンピオンシップに出走。
2番人気で堂々たる走りを見せGⅠ2勝目となった彼は、レースレコードを樹立し、史上2頭目のマイルチャンピオンシップ連覇を達成します。
さらに獲得賞金がシンボリルドル、オグリキャップ、メジロマックイーンに続いて史上4頭目となる6億円越えを果たしています。
この頃、オーナーの中村氏は床に伏せており、ダイタクヘリオスの走る姿をみたいという想いから現役続行を希望。
しかし調教師は、種牡馬としての期待や競走馬としては限界であることを伝え説得し、本年をもって引退することが決定しました。

スプリンターズステークス・4着

12月20日、中山競馬場で開催のスプリンターズステークスに出走したダイタクヘリオス。
1番人気ではありましたが結果は4着。
本来はスプリンターズSが引退レースの予定でしたが中村氏の「もう一度、ダイタクヘリオスの走りがみたい」という想いから急遽、有馬記念に連盟で出走することになります。

本レースでのウマ娘の結果は以下のとおりです。

  • ニシノフラワー・2番人気1着
  • サクラバクシンオー・3番人気6着
  • ヤマニンゼファー・4番人気2着

有馬記念・12着

12月27日、中山競馬場にて開催の有馬記念に出走。
ダイタクヘリオスにとって引退を飾るレースでしたが結果は12着。
しかし、このレースには熱い友情の物語が詰まっています。
本レースで3度目の馬鹿コンビを結成したダイタクヘリオスは、これまでと同様に2頭で先頭を張り合うレースで沸かせました。
しかし、2000mに差し掛かると精一杯であったダイタクヘリオスだけ失速してしまうのです。
結果、ライバルでもあり親友でもあるメジロパーマーに華を持たせる形で引退しました。
本レースでのウマ娘の結果は以下のとおりです。

  • トウカイテイオー・1番人気11着
  • ライスシャワー・2番人気8着
  • ナイスネイチャ・4番人気3着
  • メジロパーマー・15番人気1着
  • イクノディクタス・16番人気7着

引退後のダイタクヘリオス

競走馬としてのダイタクヘリオスは輝かしい戦績だけではなかったものの、数々のドラマを生み、愛されていました。
そんな彼は21歳のときに引退し、功労馬となります。
しかし、自身の役目が終わったのを悟っているかのように彼は3ヶ月後に空へと旅立ってしまうのです。
前年にはダイイチルビーが天に召されていることもあり、後を追いかけて2人で幸せに過ごしていることを祈るばかりです。

まとめ

ウマ娘でも絶大な人気を誇るダイタクヘリオス。
平凡な血統の彼ですが、競走馬として出走したレースではドラマティックな展開を数多く魅せてくれています。
ライバルと呼べる存在との出会いや恋愛模様など、彼の生涯は周囲の仲間に恵まれていたことでしょう。
ウマ娘でも彼の活躍に注目したストーリーが作られると良いなと期待しつつ、ウマ娘を楽しみましょう。

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